管理体制の強化

8月 16th 17

MDMがセキュリティー面における有効な盾である事はどのサービスの概要を見ても「長所」として挙げられる事からもセキュリティー対策としての必須ツールとして見る事も多い。実際の所、そういった紛失、盗難に対する「保険」のみを提供する安価なサービスも存在する。一方でMDMを提供する会社も数多く、様々な「強み」を武器に差別化を図ろうとしている。MDMから派生した様々な要素を内包する物も多く、同じ略称で混乱もするがマスターデータを管理するMDMとの連携、社内のWindowsPCとの連携を容易にするマルチOSなど様々だ。中でも比較的広く搭載されている機能の中に管理者の階層化と言うものも存在する。トップの管理者が全権限を持つのは当然として、その下に付く「管理者」に適切な権限を与え、小規模単位で「管理」させる事で負担を分担する事ができる。極端な話、日本中に支店のあるような企業でも、全ての端末を同一管理下に置いて一人で管理することも不可能ではないが、どう考えても効率は良く無い。各支店の「管理者」に委ね、大きな判断のみを上位の管理者が行う方が自然な流れというか、部長、課長といった役職の階層にも似る。

Leave A CommentC'maan! Subscribe to the blog, or add me to your Google Reader.

Share Your Thoughts Below

You can follow any responses to this entry via its RSS comments feed. You may also leave a trackback by clicking this link.